賀川豊彦記念 松沢資料館の学芸員による雑記帳です。仕事上の出来語や、最新のイベント情報などを掲載します。(個人的な見解であり、資料館としての公式な見解ではありません。)
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賀川献身100年記念事業の一つに、FEBCラジオ放送で、賀川豊彦の特集をする企画が現在進んでいる。
本日は、その放送のための録音のため、私が武田清子先生の送迎を仰せつかった。
午前中に館長と共に駒込のご自宅までお迎えに上がり、吉祥寺にあるFEBCスタジオにお連れした。収録後はとんぼ帰りに、駒込までお送りしなければならず、館長は武田先生の次に古屋安雄氏の収録があったため、私だけでお送りした。
本日は、その放送のための録音のため、私が武田清子先生の送迎を仰せつかった。
午前中に館長と共に駒込のご自宅までお迎えに上がり、吉祥寺にあるFEBCスタジオにお連れした。収録後はとんぼ帰りに、駒込までお送りしなければならず、館長は武田先生の次に古屋安雄氏の収録があったため、私だけでお送りした。
車中、武田先生には、火曜日に行われた公共哲学研究会のことや、そこのセンター長のことまた公共哲
学研究会で、公共的知識人としての南原繁研究があったことなど報告した。するとご関心をお持ち頂き
話題が弾んだ。
武田先生は南原繁らとの交流があり、学士会館分館を東大内に南原が建てさせた際には、南原は得意気
に食堂に武田先生を昼食に連れていってくれたなど、当時のエピソードをお話し下さった。南原繁はじめ、
矢内原忠雄、大塚久雄、丸山眞男(歴史上の人物なので敬省略)ら昭和の代表的知識人とは、常々交流が
深かったようで、大変懐かしそうに当時のお話しを次々としてくださった(御年91歳だそうです)。私の
ような凡人には雲の上のような御仁たちだが、武田先生を通じて間接的に身近な人たちだったかのように
錯覚する、貴重な時間であった。同じ週に、千葉大の研究と武田先生の思い出とが「南原繁」という点を
通じてシンクロしたのも、不思議なご縁に思えて仕方無いが、この引き合わせは”賀川豊彦”のおかげに
ほかならないのだ。
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