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賀川豊彦記念 松沢資料館の学芸員による雑記帳です。仕事上の出来語や、最新のイベント情報などを掲載します。 (主観的な情報も含まれますので、館としての公式見解でないものであることをあらかじめご了承下さい。)
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韓国の生活協同組合研究所から派遣され、現在明治大学で学位を目指しておられる方が来られた。韓国でも生協活動が盛んであり、そのルーツには当然ながら賀川豊彦が関係していたようである。以下、彼女のメールから直接引用する。

>「実は私が賀川先生との接点を探している韓国人は李賛甲(1904~74)という人物です。
李チャンガプは、1933~35年、平安北道定州郡にて五山消費組合専務を務めたことがあり、共産政権から脱出して南韓へ移住してからは無教会信仰、グル ントヒの国民高等学校精神と協同組合運動を基に1958年プルム学校を創立しました。1959年設立されたその学校の無人購販場が朝鮮戦争後韓国における 最初の消費組合(消費者協同組合)の出発となります。その李チャンガプは、1928年9月~1929年5月まで東京のスラム街、千葉の農村を回り、そこで 賀川先生にあってトイレの掃除も教わったという風な証言があります。(1938年6月には静岡県、1938年12月には武蔵野学院と玉川学院を視察したと いう記録はあります)私は、その証言の裏付けがないかと資料館を訪れたわけです。

私が探した資料は得られなかったが、前回の訪問で新しい発見が数多くありました。本当に感謝します。また、Brotherhood Economics(英文版)は、この李チャンガプの弟子であり、プルム学校を拠点に「偉大な平民」という李チャンガプの理想を実践してきた洪淳明氏 (72歳、前プルム学校校長)へ渡しました。彼は(私は偉大な先生と尊敬する方です)、5カ国語を操り、英文翻訳はそんなに無理ではありません。彼からは さっそく「賀川先生の貴重な著作を手にして感動している。出版のことを検討したい」という返事がきています。
具体的に進むことになりましたらその際は、ご連絡致します。」

文中の「Brotherhood Economics」は私がコピーを差し上げた。韓国語版が期待される。賀川豊彦の活動の国際的な広がりに改めて驚くばかりであるが、トイレ掃除まで教えていたとは…。

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プロフィール
HN:
賀川資料館 学芸員 杉浦秀典
年齢:
52
性別:
男性
誕生日:
1964/10/06
職業:
博物館学芸員
趣味:
資料整理、バイク
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