賀川豊彦記念 松沢資料館の学芸員による雑記帳です。仕事上の出来語や、最新のイベント情報などを掲載します。(個人的な見解であり、資料館としての公式な見解ではありません。)
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千葉大学からセミナーを依頼され、準備に忙殺されたこの頃であったが、本日そのセミナーに記念事業広報委員長と共に出席してきた。
初夏のころ、千葉大学大学院の人文社会研究科公共哲学センターの支援員をしておられる研究員にご訪問頂いた。その際公共哲学センターでは、”公共的知識人”という観点から人物を取り上げて研究をしてこられた旨をお聞かせ頂き、この度ぜひ賀川豊彦を取り上げたく、セミナーを開催するので講師に来てほしいとの依頼を受けた。これは21世紀COEプログラムの一環としたいとのことであった。
最初は初歩的な全体像を報告して頂きたく、学芸員にお任せしたい。その後シンポジウムを開催するので、そちらには館長をお願いしたい、とのお申し出であり、快くお引受けした。
初夏のころ、千葉大学大学院の人文社会研究科公共哲学センターの支援員をしておられる研究員にご訪問頂いた。その際公共哲学センターでは、”公共的知識人”という観点から人物を取り上げて研究をしてこられた旨をお聞かせ頂き、この度ぜひ賀川豊彦を取り上げたく、セミナーを開催するので講師に来てほしいとの依頼を受けた。これは21世紀COEプログラムの一環としたいとのことであった。
最初は初歩的な全体像を報告して頂きたく、学芸員にお任せしたい。その後シンポジウムを開催するので、そちらには館長をお願いしたい、とのお申し出であり、快くお引受けした。
昼食会からはじまり、午後一時より、結局五時までセミナーを続けたのであるが、出席者は皆熱心で、誠に敬服させられた。私が準備したプレゼンや映像資料を交え て、賀川の梗概を報告したのだが、生涯のユニークさや、固有のキーワードである「友愛」ということについての注目度が高かった。嬉しいことにセン ター長は、賀川の打ちたてた、「
Brotherhood Economics」(友 愛の経済学)への、公共哲学の観点からの再評価をお考えくださるとのことである。折しも次年度には、この邦訳版が2009年記念事業の一環として出版さ れるのであるから、誠に時宜にかなって感謝なことである。貴重なご感想、ご質問も多く賜り、私自身のの今後の励みにもなった。次回以後の研究プログラムに期待が かかる。資料館としてもできる限り協力したいと考えている。
千葉大学大学院 人文社会科学研究科 公共研究専攻 公共哲学センター長様はじめ、研究員、スタッフの皆様には心からお礼を申し上げる次第であります。
http://www.shd.chiba-u.ac.jp/~coe21/
千葉大学大学院 人文社会科学研究科 公共研究専攻 公共哲学センター長様はじめ、研究員、スタッフの皆様には心からお礼を申し上げる次第であります。
http://www.shd.chiba-u.ac.jp/~coe21/
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