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賀川豊彦記念 松沢資料館の学芸員による雑記帳です。仕事上の出来語や、最新のイベント情報などを掲載します。(個人的な見解であり、資料館としての公式な見解ではありません。)
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賀川豊彦が世界連邦運動に貢献してきたことは、すでに何回かこのブログでお伝えしている。
その世界連邦運動の中には、国会委員会があり、いまも活発に活動している。
http://www.wfmjapan.org/008/index.html

本年4月12日時点での、会員名簿である。総理経験者、現総理、現閣僚などそうそうたる顔ぶれなのがおわかりであろう。

http://www.wfmjapan.org/008/20100412kokkailst.pdf

小生も、その総会などにこれまで出席させて頂き、超党派で平和を謳う議員さんに、日本の希望を垣間見ていたものであった。

国会委員会は、松岡駒吉が最初の委員長と聞いているが、現在も永田町の国会参議院別館内に事務所がある。昨年は事情があって、そこに出向いて貴重な資料を小生がお預かりしてきているが、なんとその事務所がテレビに流れたのである!しかも普段お世話になっている、事務局次長の塩浜氏まで取材されているではないか!(そちらは最後にご覧ください)

塩浜氏はしばしば、憲法講座を開催して下さり、当館での開催もよくある。今週木曜日にも会合があるので、ご紹介したい。今月は、24日にも開催予定である。下記ご参照。
 


<ご案内>

素晴らしいと思っていた人が当選して議員になっても、結局政党の中に埋もれてしまい、何をやっているのかよくわかりません。
議員は立法こそが仕事のはずなのに、ほとんどの議員は法律案を作ったことがありません。

 これは個々の議員の資質ではなく、システムそのものの問題です。今、議員が法律案を提出しようとしても、提出しにくい仕組みが何重にも張りめぐらされているのです。

そのために変えなければいけないのは、現状のどこなのか、という話を、急ですが、あさって6月10日に行います。

<世界連邦・平和を考えるセミナー 第3シリーズ 日本国憲法統治機構>

第3回 6月10日(木)午後7時から8時40分
国会その3
議員立法

会場 
京王線「上北沢駅」下車徒歩3
(改札口正面にある表示灯地図をご覧ください。)
賀川豊彦記念・松沢資料館
http://zaidan.unchusha.com/

156-0057 東京都世田谷区上北沢3-8-19
TEL
 03-3302-2855
FAX
 03-3304-3599

講師:世界連邦日本国会委員会事務局長 塩浜修氏
参加費:各回1000円 ただし世界連邦運動協会会員(年会費5000円)に入会した人は無料。
問い合わせ・申し込み
sekairenpou@beach.ocn.ne.jp

主催 世界連邦・平和を考えるフォーラム
千代田区永田町1-7-1参議院別館 世界連邦日本国会委員会事務局
事務局長 塩浜修
TEL 090-3815-7663
FAX 03-3581-2657


※御関心のある方は、ぜひ講座へご参加下さい!(雑)
 
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小生が参与している、アーキビストサポートの関係で、関係者のかたより、メーリングリストで、下記の情報が届いた。これは、米軍の核持ち込みに関する外交文書の欠落に関する問題であり、公文書問題、アーカイブズの問題へと続く、非常に重大な案件であり、「アーカイブズなくして、民主主義なし」という言葉通り、今後も引きつづき問い続けなければならない問題であろう。小生には、一方では外務省がようやく国際連帯税を提起し、様々に関係し始めて下さっている手前、少々複雑な心境である。

決して擁護するわけではないが、このような文書の欠落、紛失問題は、なにも外務省だけの問題ではない。日本の行政全体にかかわる、「文書、記録」への低意識、ひいては日本国全体の文書・記録に対する、これまであまり強く意識されてこなかったお釣りが来ているのだとしかいいようがない。

散りゆくはかなさへ美学を見出す日本人の感性も、それは一面ではすばらしいが、社会や政治に関する公的資料に対しては、理性的な峻別が必要であろう。それよりもこの件で問題なのは、恣意的にせよ偶発的にせよ、公的な記録や文書を廃棄、紛失しても、うやむやで責任が問われない官僚システムでよいのだろうかという根本的なことである。

ここではこれ以上論を広げないが、記録を残す、たとえ都合の悪い文書であっても潔く残す、そういったルール、慣習あるいは社会的な通念などが、日本は諸外国に比べて遅れていると言わざるをえない。だからこそ、この問題を契機に、国民全体が公文書に関して考える、新たなステージを迎えて頂きたいのだ。

記録管理、公文書管理などを、さらに社会へ啓蒙・浸透させるのはもちろんのこと、ぜひ、アーキビスト(資料管理の専門職)の増員を図ってゆく機運が生まれてほしい。アーキビストを養成し、その仕事を要望するような社会となれば、それはすなわち日本の民主主義を深化させることにつながるのだから。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/pdfs/ketsuraku_hokokusyo.pdf

岡田大臣の会見記録

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/kaiken/gaisho/g_1006.html#3

本日、日本生協連合会のMさんよりご連絡があり、賀川豊彦が生協連合会で会長職として公式に発言、あるいは記述している言葉を、逐次HPに載せている旨をお聞きした。

また、ありがたいことに、『友愛の政治経済学』が、なんと教文館で完売まじか、かつ次回入荷未定という、一時期流行った「たまごっち」を彷彿させるような売れ行きと聞き仰天!しかもアマゾンでは、3000円での取引まであると書かれている!!

とはいえ、驚いてばかりもいられず、さっそく返信して在庫状況などをお知らせした。まだ残部があるので、教文館へ卸すことも本日決まった。(お待ちの皆様、すみません、お待たせしました!)

まずは、下記までご参照あれ!

http://jccu2010.blog130.fc2.com/


「友愛の政治経済学」に関するページ

http://jccu2010.blog130.fc2.com/blog-entry-49.html
雑芸員が活動しているNGO関連で、最近外務省に動きが出ているので、御報告したい。下記ご参照。


■我が国の「開発のための革新的資金調達に関するリーディング・グループ」議長国就任

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/22/6/0601_07.html

 

平成2261

 

1.我が国は,2008年以降「開発のための革新的資金調達に関するリーディング・グループ」に正式参加してきましたが,本日,同グループの議長国に就任しました。

2.我が国は議長国として,本年11月以降に同グループ第8回総会を本邦にて開催する予定です。

 

(参考) 「開発のための革新的資金調達に関するリーディング・グループ」20063月,「革新的開発資金源に関する閣僚会合」(パリ会議)の開催を機に,開発のための革新的開発資金調達メカニズムに関する各種イニシアティブの促進等を目的として,フランス主導で立ち上げられた,国を参加単位とする協議のための会合(当時の名称は,「開発資金のための連帯税に関するリーディング・グループ」)。我が国は,第2回(20072月)から第4回(20084月)にオブザーバー参加,第5回(200811月)総会から正式参加。現在,60か国(オブザーバー5国を含む)が参加。

 

別添(PDF):大臣メッセージ

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/22/6/PDF/060103.pdf


○小生は賀川精神の現代的な運動の一つととらえて参加しています。ご関心のある方は、今後、下記市民グループへぜひご参加ください!東京だけでなく、各地で運動が起きてくれたらどんなに心強いことか…

http://www.acist.jp/



 


 

この度、アーカイブズ業界とキリスト教会とに橋渡し的な、書籍が出ることとなった。というより、すでに本日現物が届いたので、順次書店さんに並ぶと思われる。下記ご参照。

これまで、教会ではあまり顧みられなかった領域であり、また今後類似する書籍はそれほど出ることもないと思われるので(ちょっと消極過ぎるかな…)、この一冊を有効に用いて、各地の教会さんの資料保存を活性化してゆけたらと願っている。

http://www.amazon.co.jp/%E6%95%99%E4%BC%9A%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%96%E3%82%BA%E5%85%A5%E9%96%80-%E8%A8%98%E9%8C%B2%E3%81%AE%E4%BF%9D%E5%AD%98%E3%81%A8%E6%95%99%E4%BC%9A%E5%8F%B2%E7%B7%A8%E7%BA%82%E3%81%AE%E6%89%8B%E5%BC%95%E3%81%8D-%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E9%99%BD%E4%B8%80/dp/4264028582/ref=sr_1_7?ie=UTF8&s=books&qid=1272673069&sr=8-7

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プロフィール
HN:
賀川資料館 学芸員 杉浦秀典
年齢:
59
性別:
男性
誕生日:
1964/10/06
職業:
博物館学芸員
趣味:
資料整理、バイク
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