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賀川豊彦記念 松沢資料館の学芸員による雑記帳です。仕事上の出来語や、最新のイベント情報などを掲載します。(個人的な見解であり、資料館としての公式な見解ではありません。)
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昨日、当館館長より、6/20付のクリスチャン新聞を手渡された。その12面に、貧困問題にかかわるNGOで活躍する日本人女性の記事があったのだが、本文を読むと、なんとそのNGOを立ち上げた、ニュージーランド人宣教師ビブ・グリッグ師は、賀川豊彦の生き方への尊敬の思いから、NGOを立ち上げたとのことである。

賀川に影響をうけて、賀川精神の実践をしている、まだ見ぬ兄弟たちが世界にはいたのだ!さっそくスタッフによるコンタクトを始めている。

グリッグ師がリーダーをつとめる、Servants to Asia's Urban Poor は、アジアの貧しい人々が暮らす地域へ行き、「全人格的に人を愛し、共に生きる」ことを実践する団体である。同紙によれば、フィリピン、インドネシア、カンボジア、カナダ、インドへチームを派遣し、北アメリカ、アーストラリア、ニュージーランド、イギリス、フィリピン、スイスにオフィスを置いている。グリッグ氏は、1972年にフィリピンのスモーキーマウンテンを訪れた体験と、賀川豊彦の生き方に対する尊敬の思いが同団体設立のきっかけになったという。詳細は、下記URLをご覧頂きたい。
http://www.servantsasia.org/index.php?option=com_content&view=section&layout=blog&id=6&Itemid=16&lang=en

上HPには、グリッグ師のビデオがアップされている。しかもそのタイトルはなんと、”Cooperative Economics”とあるではないか!!!

ユーチューブはこちら→
http://www.youtube.com/watch?v=zGSl23QmOPA&feature=player_embedded

英語がご堪能な方はすぐにご覧頂きたい。また、当館スタッフによる要旨翻訳をすでに手配中である。完成次第、本ブログへ掲載しよう。

それにしても、賀川精神の裾野の広がりは、実に世界的な規模であるとつくづく考えさせられる…
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プロフィール
HN:
賀川資料館 学芸員 杉浦秀典
年齢:
59
性別:
男性
誕生日:
1964/10/06
職業:
博物館学芸員
趣味:
資料整理、バイク
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