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賀川豊彦記念 松沢資料館の学芸員による雑記帳です。仕事上の出来語や、最新のイベント情報などを掲載します。(個人的な見解であり、資料館としての公式な見解ではありません。)
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早いものでもう師走、月並みながらも振り返ると、今年も様々なことが思い起こされる。とはいえ一年間の記憶に浸れるほど、小生のメモリーは高いスペックではないし、そんなことを許してくれる時節でもないので、ここ数日のことだけ振り返ってみると、まったく相変わらずめまぐるしいとの感想だ。

昨日は貴重な休みを頂いたが、朝早くより世界連邦で携わっている、国際連帯税の会合が開催され、一日そのボランティアであった。早朝から車を滑らせ、麹町スタジオまで。業界人ではよく知られたスタジオで、永田町のすぐ隣ということもあってか、政見放送の収録もしばしば行われると聞いているが、そこでUSTREAMの後藤氏と待ち合わせし、高価な機材を搭載して現地へと向かう。赤坂ガーデンシティという豪奢な建もので、その中階に入居している、ベクトン&ディッキンソン社のホールを会場にシンポジウムは開催された。その時の模様は、下記にアップされているので、是非一度ご覧頂きたい。

■第1

 

1部前半

http://www.ustream.tv/recorded/11442488

 

1部後半

http://www.ustream.tv/recorded/11443308

 

■第2

 

2部前半

http://www.ustream.tv/recorded/11443966

 

2部後半

http://www.ustream.tv/recorded/11444549

 


世界規模の課題に、今や市民一人一人が意識的に取り組まねばならない時代に突入していることが、これらのNGOの活動に携わっていると本当によくわかる。もちろん手弁当で休みを費やし、年間で考えれば相当多くの時間と労力を捧げなければならないのであるが、先進国ではそういったボランティアをもうひとつの「労働」として位置づけて、周囲も社会も認知して推進してくれているそうである。「新しい公共」という概念がうち出され、こういったNGO,NPOなどのセクターが、行政、企業、市民らとともに新たな活躍を期待されているのは、ご存知のところであろう。そういう面ではだいぶ日本も変わってきていると思うが、まだ欧米並みの意識には届いていないのかもしれない。もっと多くの市民が、こういった、「金にならない」「得にならない」ことを、あえて喜びをもって取り組んで頂けるような社会になって頂けたらと、僭越ながら期待してやまないのである。
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プロフィール
HN:
賀川資料館 学芸員 杉浦秀典
年齢:
59
性別:
男性
誕生日:
1964/10/06
職業:
博物館学芸員
趣味:
資料整理、バイク
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