賀川豊彦記念 松沢資料館の学芸員による雑記帳です。仕事上の出来語や、最新のイベント情報などを掲載します。(個人的な見解であり、資料館としての公式な見解ではありません。)
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下段の写真は、賀川関係書籍の一覧である。今回は、当館より、原資料である、賀川の遺品も展示してある。もちろん雑芸員による展示!搬入が土曜日だったので、銀座の中心は交通規制(ホコ天)があり苦労した…。
まずはご来店あれ!詳細は下記まで ↓
http://www.kyobunkwan.co.jp/XBooks/fair_data/kagawa_fair.htm
最近拙稿が二誌に掲載されたので、ご紹介だけしておきたい。一冊は、東京市政調査会発行の「都市問題」誌である。東京市政調査会は、日比谷公園内市政会館内にある。大正11年、当時東京市長であった後藤新平伯爵によって創設された。国政に関する、大調査機関を模索していた後藤は、ニューヨークにあった市政調査会をモデルにして、東京市政調査会を提案したとのことである。詳細は以下 → http://www.timr.or.jp/
掲載後のお礼を、同会理事長より頂いたが、奇しくも同会理事長は東大セツルメントに所属していたとのことであり、賀川豊彦をよくご存知であった。また同号の編集長のコラムでも、拙稿をもとに賀川を取り上げて頂いた。まことに恐縮かつ感謝であった。
詳細は以下まで ↓
http://www.chiikiseikatsu.org/kksngiyu.html
権威ある両誌にご掲載頂けたことには、身に余る光栄と覚え、まことに恐悦至極の思いである。
ダウンロード(pdf)
5月に千葉大公共哲学センター主催のシンポジウムの際に、シンポジストとしてお立ち下さった、稲垣久和先生(東京基督教大学教授)の書評記事が、やはりクリスチャン新聞に掲載された。古屋安雄先生の『なぜ日本にキリスト教が広まらないか』という書籍を紹介し、書中に「賀川豊彦」が取り上げられていることをご紹介下さっておられる。
5月に千葉大公共哲学センター主催のシンポジウムの際に、シンポジストとしてお立ち下さった、稲垣久和先生(東京基督教大学教授)の書評記事が、やはりクリスチャン新聞に掲載された。古屋安雄先生の『なぜ日本にキリスト教が広まらないか』という書籍を紹介し、書中に「賀川豊彦」が取り上げられていることをご紹介下さっておられる。
7/9-10と三河方面へ言ってきたことは、すでに報告した。それは、当地で開催される、賀川献身記念三遠プロジェクト主催の集会で、上映会の奉仕をするためであった。
岡崎と蒲郡で開催されるのだが、東京から東名高速道で300キロ近くはある。前日の夕方には機材を車載し、夜とも朝ともきめがたいような丑三つ時過ぎに駐車場へ。生あたたかい風が頬をなめると、再び眠気に引き戻される。気合を入れなんとか車を滑りださせるも、最初のパーキングの海老名で力尽き二度寝。後、ようやく白みかけてきたころには、家でゆっくり寝てればよかったと後悔しつつも再出発した。
ついてみると、両日とも一般の会場を貸りながらも、まずまずの盛況で、スタッフの方々もそれぞれの持ち場を嬉々とした雰囲気で励んでおられた。
音楽とともに講師からのメッセージに感動の連続であり、遠方まできたことの報酬を頂いた気がしたひと時であった。
青年賀川が日記『暇の蒲郡』を綴り、『死線を越えて』の前半を書いた地である。数年前に、ご存命中の純基氏が来蒲して、賀川の住んでいた場所を探り出したことが、館内に張り出してあった。親切な館員の方のご説明で、この賀川の若き日の療養地は、すぐ近くなのだと聞き、型落ちのニコン片手に急ぎそちらへ行ってみる。写真のピンクの看板のところの路地を入ったところだそうだ。
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