賀川豊彦記念 松沢資料館の学芸員による雑記帳です。仕事上の出来語や、最新のイベント情報などを掲載します。(個人的な見解であり、資料館としての公式な見解ではありません。)
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今年早々に、渋沢史料館を、世界連邦運動でご一緒しているお二人と訪問し、井上館長さんとお会いしたことを書いたことがあった。不思議なもので、年の初めに起きた出来事がまるでその後のことをうらなうかのように、今秋の賀川記念講演会の講師には、なんと渋沢栄一翁の5代目のご子孫にお立ち頂くことになった。誠に御縁である。人物的に大変魅力ある方なので、是非、多くの方にお越し頂きたいと願っている。
また、その一週間後には、世田谷文学館で文学者賀川という視点からその作品の価値をあらためて問いなおす講演会・シンポジウムを開催することとなった。こちらも是非お越し頂きたい。初日講師は、太田治子さんである。以前、太田さんのことを当ブログで触れたことがあったが、こちらもまた不思議とこの度つながり、ご講演を頂くことになった。なんだか、過去のなにげない出来事や話題が、後の時間に形になってつながるということが最近多く、そういう意味では、常日ごろから周囲の方を、心から大切にしてゆかねばと、改めて思わされる。当然ながら、どんな人をも決してぞんざいにしていけないということを、これからも賀川豊彦から学び続け、いつでも感謝の念をもって人に接してゆきたいと思うところである。
実に10月は行事がめじろおしだ。世田谷文学館のイベントの翌週には、徳島でシンポジウムがあり、光栄にも小生もシンポジストの一人として登壇予定である。(実は結構緊張したりしているのだが…)期日も迫り、準備にも力が入る。
また10月9日には、アーキビストカフェが開催される。国文学研究資料館のアーカイブズカレッジ修了生が集まって、受講後の成果などをご報告頂く場になる(ちなみに小生も修了生の一人である)。ほぼ毎週、行事続きだ…
さて、9月の最終土曜日に、寺島実朗氏をお招きしての、国際連帯税のシンポジウムを終えた。スタッフとして小生も走り回っていたが、それだけの甲斐のある会であった。超党派の議員連盟として、林芳正氏、齊藤剛氏にご来湯頂きご挨拶を賜った。また外務省からは能化正樹氏にお越し頂いた。そうそたる面々が集って、昨今話題の国際連帯税が語られたのである。第二部は、市民からの声として、6名のNGO、労組の方々にご登壇頂き、小生も及ばずながらもファシリテーターとして、司会進行をお手伝いした。今後さらに話題が広がることを願うばかりである。裏方の皆さまには本当に感謝したい。まったくの無償で、人々のために尽くして下さっており、その後も報告記録にすら名前が残らない。しかし、それを喜々として取り組んで下さっている。神学でいう「見えないキリスト者」を変えて、「見えない賀川精神の者」とでも呼ぶのだろうか。
特にボランティアを買ってでて下さった、総合司会の田中フミオさんというプロの方には、急なお願いながらも、とてもそつなく美しい声と容姿で、流れを作って頂いた。ご奉仕に感謝いたしたい。別な機会があれば、是非他のイベントでもご紹介したい誠実な司会者の方であると感じた。
尚、多数の報道関係者がお越し下さり、朝日新聞は昨日の会合を取り上げて下さった。記者の方に感謝したい。
http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY201009260312.html
文化の秋とはいえ、師走よりも激務な毎日になりそうである。しかしながら、充実しているということは、きっと幸せなのでもあろう… 体力が続く限りは…
また、その一週間後には、世田谷文学館で文学者賀川という視点からその作品の価値をあらためて問いなおす講演会・シンポジウムを開催することとなった。こちらも是非お越し頂きたい。初日講師は、太田治子さんである。以前、太田さんのことを当ブログで触れたことがあったが、こちらもまた不思議とこの度つながり、ご講演を頂くことになった。なんだか、過去のなにげない出来事や話題が、後の時間に形になってつながるということが最近多く、そういう意味では、常日ごろから周囲の方を、心から大切にしてゆかねばと、改めて思わされる。当然ながら、どんな人をも決してぞんざいにしていけないということを、これからも賀川豊彦から学び続け、いつでも感謝の念をもって人に接してゆきたいと思うところである。
実に10月は行事がめじろおしだ。世田谷文学館のイベントの翌週には、徳島でシンポジウムがあり、光栄にも小生もシンポジストの一人として登壇予定である。(実は結構緊張したりしているのだが…)期日も迫り、準備にも力が入る。
また10月9日には、アーキビストカフェが開催される。国文学研究資料館のアーカイブズカレッジ修了生が集まって、受講後の成果などをご報告頂く場になる(ちなみに小生も修了生の一人である)。ほぼ毎週、行事続きだ…
さて、9月の最終土曜日に、寺島実朗氏をお招きしての、国際連帯税のシンポジウムを終えた。スタッフとして小生も走り回っていたが、それだけの甲斐のある会であった。超党派の議員連盟として、林芳正氏、齊藤剛氏にご来湯頂きご挨拶を賜った。また外務省からは能化正樹氏にお越し頂いた。そうそたる面々が集って、昨今話題の国際連帯税が語られたのである。第二部は、市民からの声として、6名のNGO、労組の方々にご登壇頂き、小生も及ばずながらもファシリテーターとして、司会進行をお手伝いした。今後さらに話題が広がることを願うばかりである。裏方の皆さまには本当に感謝したい。まったくの無償で、人々のために尽くして下さっており、その後も報告記録にすら名前が残らない。しかし、それを喜々として取り組んで下さっている。神学でいう「見えないキリスト者」を変えて、「見えない賀川精神の者」とでも呼ぶのだろうか。
特にボランティアを買ってでて下さった、総合司会の田中フミオさんというプロの方には、急なお願いながらも、とてもそつなく美しい声と容姿で、流れを作って頂いた。ご奉仕に感謝いたしたい。別な機会があれば、是非他のイベントでもご紹介したい誠実な司会者の方であると感じた。
尚、多数の報道関係者がお越し下さり、朝日新聞は昨日の会合を取り上げて下さった。記者の方に感謝したい。
http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY201009260312.html
文化の秋とはいえ、師走よりも激務な毎日になりそうである。しかしながら、充実しているということは、きっと幸せなのでもあろう… 体力が続く限りは…
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