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賀川豊彦記念 松沢資料館の学芸員による雑記帳です。仕事上の出来語や、最新のイベント情報などを掲載します。(個人的な見解であり、資料館としての公式な見解ではありません。)
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7/9-10と三河方面へ言ってきたことは、すでに報告した。それは、当地で開催される、賀川献身記念三遠プロジェクト主催の集会で、上映会の奉仕をするためであった。

岡崎と蒲郡で開催されるのだが、東京から東名高速道で300キロ近くはある。前日の夕方には機材を車載し、夜とも朝ともきめがたいような丑三つ時過ぎに駐車場へ。生あたたかい風が頬をなめると、再び眠気に引き戻される。気合を入れなんとか車を滑りださせるも、最初のパーキングの海老名で力尽き二度寝。後、ようやく白みかけてきたころには、家でゆっくり寝てればよかったと後悔しつつも再出発した。

ついてみると、両日とも一般の会場を貸りながらも、まずまずの盛況で、スタッフの方々もそれぞれの持ち場を嬉々とした雰囲気で励んでおられた。

音楽とともに講師からのメッセージに感動の連続であり、遠方まできたことの報酬を頂いた気がしたひと時であった。

雑芸員はここでも手際よく上映会の準備を整え、予定通り短縮版「死線を越えて」の電影を終えた。機材運搬、搬入、設置、PA・映写技師までこなせる「学芸員」もそれほど世に多くはないなだろう。そのほかパネル展があれば展示品を設置し、解説もできる。依頼があれば、舞台に立って挨拶をし、時にはレクチャーだってひき受ける。やはり「雑芸員」は多技多芸だ…、などとと、ささやかな万能感に浸ったとたん、ふとそれが錯覚にすぎないとの疑念がよぎる、 「それってただの器用貧乏なんじゃない…?」 などと独言を呟きながらも、急ぎ家路へ。

帰り着いたのは、出発からすでに三日目の日付になっていた。無事の帰宅を感謝しつつ泥の様な眠りにつく。新たな「雑芸」取得に感謝を覚えつつ…

三遠プロジェクトの皆さまお疲れ様でした。
また上映会の機会をありがとうございました!
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プロフィール
HN:
賀川資料館 学芸員 杉浦秀典
年齢:
59
性別:
男性
誕生日:
1964/10/06
職業:
博物館学芸員
趣味:
資料整理、バイク
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