賀川豊彦記念 松沢資料館の学芸員による雑記帳です。仕事上の出来語や、最新のイベント情報などを掲載します。(個人的な見解であり、資料館としての公式な見解ではありません。)
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賀川献身100年記念事業の一つに、FEBCラジオ放送で、賀川豊彦の特集をする企画が現在進んでいる。
本日は、その放送のための録音のため、私が武田清子先生の送迎を仰せつかった。
午前中に館長と共に駒込のご自宅までお迎えに上がり、吉祥寺にあるFEBCスタジオにお連れした。収録後はとんぼ帰りに、駒込までお送りしなければならず、館長は武田先生の次に古屋安雄氏の収録があったため、私だけでお送りした。
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本日は、その放送のための録音のため、私が武田清子先生の送迎を仰せつかった。
午前中に館長と共に駒込のご自宅までお迎えに上がり、吉祥寺にあるFEBCスタジオにお連れした。収録後はとんぼ帰りに、駒込までお送りしなければならず、館長は武田先生の次に古屋安雄氏の収録があったため、私だけでお送りした。
車中、武田先生には、火曜日に行われた公共哲学研究会のことや、そこのセンター長のことまた公共哲
学研究会で、公共的知識人としての南原繁研究があったことなど報告した。するとご関心をお持ち頂き
話題が弾んだ。
午後来客が重なった。一人は大阪産業労働資料館の司書の方で、もう一方は生協さんの新人研修である。
丁度いいので、大阪からわざわざお越しの司書の方には、生協さんの担当者に許可を取って、新人研修のレクチャーにご一緒に出て頂いた。賀川の生涯をスライド(パワポ)を通じて説明させて頂き、その後、館内展示物のガイドをさせて頂いた。14名ほどの新人の方は、興味深く資料を見つめながら、賀川豊彦という人物を学んでおられた。1時間半の研修終了後、丁重にごあいさつをしてお見送りさせて頂いた。新人研修の一環に、資料館見学を入れて頂けるのは、とてもありがたい。生協運動の父と呼ばれる賀川豊彦を、できるだけ多くの生協関係者さんに存じて頂きたい。
その後、大阪産業労働資料館の方との、同業界、同業種としての話が咲くのであるが、彼女のつとめる資料館は財団法人ながらも、その運営費は大阪府がこれまで出してきた。しかしながら、橋本府知事の強行(硬?)な財政再建政策によって、年度半ばにしながらも、公的財源がすべてカットされてしまったというのである。それゆえ、これからは、一民間団体として、寄付者を募らなければならず、大変な状況に追い込まれたとのことであった。
丁度いいので、大阪からわざわざお越しの司書の方には、生協さんの担当者に許可を取って、新人研修のレクチャーにご一緒に出て頂いた。賀川の生涯をスライド(パワポ)を通じて説明させて頂き、その後、館内展示物のガイドをさせて頂いた。14名ほどの新人の方は、興味深く資料を見つめながら、賀川豊彦という人物を学んでおられた。1時間半の研修終了後、丁重にごあいさつをしてお見送りさせて頂いた。新人研修の一環に、資料館見学を入れて頂けるのは、とてもありがたい。生協運動の父と呼ばれる賀川豊彦を、できるだけ多くの生協関係者さんに存じて頂きたい。
その後、大阪産業労働資料館の方との、同業界、同業種としての話が咲くのであるが、彼女のつとめる資料館は財団法人ながらも、その運営費は大阪府がこれまで出してきた。しかしながら、橋本府知事の強行(硬?)な財政再建政策によって、年度半ばにしながらも、公的財源がすべてカットされてしまったというのである。それゆえ、これからは、一民間団体として、寄付者を募らなければならず、大変な状況に追い込まれたとのことであった。
千葉大学からセミナーを依頼され、準備に忙殺されたこの頃であったが、本日そのセミナーに記念事業広報委員長と共に出席してきた。
初夏のころ、千葉大学大学院の人文社会研究科公共哲学センターの支援員をしておられる研究員にご訪問頂いた。その際公共哲学センターでは、”公共的知識人”という観点から人物を取り上げて研究をしてこられた旨をお聞かせ頂き、この度ぜひ賀川豊彦を取り上げたく、セミナーを開催するので講師に来てほしいとの依頼を受けた。これは21世紀COEプログラムの一環としたいとのことであった。
最初は初歩的な全体像を報告して頂きたく、学芸員にお任せしたい。その後シンポジウムを開催するので、そちらには館長をお願いしたい、とのお申し出であり、快くお引受けした。
初夏のころ、千葉大学大学院の人文社会研究科公共哲学センターの支援員をしておられる研究員にご訪問頂いた。その際公共哲学センターでは、”公共的知識人”という観点から人物を取り上げて研究をしてこられた旨をお聞かせ頂き、この度ぜひ賀川豊彦を取り上げたく、セミナーを開催するので講師に来てほしいとの依頼を受けた。これは21世紀COEプログラムの一環としたいとのことであった。
最初は初歩的な全体像を報告して頂きたく、学芸員にお任せしたい。その後シンポジウムを開催するので、そちらには館長をお願いしたい、とのお申し出であり、快くお引受けした。
今朝出勤すると、昨日とある方より資料寄贈の申し出があったとメモがあった。失礼があってはならないと、早速連絡を入れたところ先方は、私もかすかに記憶に触れるかどうかの人名を述べて、その資料を寄贈したいとの旨であった。
とにかく近代資料の散逸への危惧感、特に基督教界、教会での貴重な資料がいまや、瀕死あるいは絶望的な廃棄期を迎えている現状を知るものとして、あいまいな返事などできず、早速お見せ頂きたいと申し上げた。するとすぐ近くにお住まいとのことで、昼前には資料を携えてご来館下さった。
ススのような埃にまみれ、半世紀以上の経過は判然の資料束を紙袋に下げて来られたのは、年配のご婦人であった。お聞かせ頂くと、この方はなんと、百姓哲学で名をはせた、江渡狄嶺(えどてきれい)のご令嬢様(二女様)であった。
秋分の日ということもあり、 今週からはじまったステンドグラス展も 本日は大盛況である。 毎年この時期に開催される恒例の展示会で、 常設展コーナーの窓に 多数の作品が色とりどりに並んでいる。 そんな鑑賞者に交じって、 賀川先生の常設展示の方をご覧になりたいと、 遠方の千葉より教会のご一行様が来られた。 6名ほどであるが私の説明を熱心に聴き入ってくださり、 2時間ほど館内をご見学されていった。 中にはステンドグラス目的の方まで、 一行の末尾に付いて見学して下さっていた。 賀川豊彦の辻説法もまたこんな感じで聞く人を 増やしていったのだろうか。 最後までついて来てくれた方へは、 賀川豊彦よろしく、 竹皮でくるんだうどん玉かみかんでも差し上げたくなる。
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