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昨年夏、映画会を催された、賀川豊彦ゆかりの地蒲郡市の青年賀川保養の暗居址に、なんと記念碑が建てられるとのことが、本日地元の方から知らされた。市からの許可が下り、あとは着工を進める段階に入ったようであるとのこと。揮毫はご令孫である賀川督明氏とのこと。
雑芸員も昨年7月訪ねた、風光明美なとても美しい海辺の町であったが、碑文が建てられるとまた一層思いが寄せられる。きっと訪ねる人々も増え、地元の方にも意識が広がるであろう。近くにある海辺の文学館では、新しく賀川パネルを展示するとのこと。これもまた感謝に堪えない。
他にも、三河地方での賀川豊彦を記念して、土地にちなんだ作品(『銀河系統』など)の再販も検討中とのことである。
この際、『私たちの街の賀川豊彦(仮)』などというテーマで、それぞれのゆかりの地ならではの賀川コンテンツを、同時多発的に全国で社会発信して頂けると、相乗効果でかなり盛り上がりができるのではないだろうか。
『暇の蒲郡』など、日記体の資料が当館には収蔵されており、『初期資料集』に収められてこそはいるが、専門家による読み下し文がついていないので、いまだ活用し難いといえる。つまり基礎研究である、資料の調査・研究がまだ終わってないのである。当然、歴史化してゆくための資料解釈すら簡単には入れないのが現状である。
ぜひこれを機会に、当時の青年賀川の気持ちが綴られた日記などの活字化をも推進しててゆければと願っている。(すでに提案はしているが、なかなか実現は難しい…どなたかご一緒にプロジェクト化にご協力いただければありがたいのですが…)
皆様も今夏ぜひ同地をお訪ね頂き、碑文をご覧なられては?!
関連記事 → http://kagawa100.blog.shinobi.jp/Entry/50/
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