賀川豊彦記念 松沢資料館の学芸員による雑記帳です。仕事上の出来語や、最新のイベント情報などを掲載します。(個人的な見解であり、資料館としての公式な見解ではありません。)
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成人の日も終わった今頃、「新年おめでとう」とはなんともなさけない。
しかしながら、お読み頂いたみなさまへは、昨年一年間大変お世話になりました。遅ればせながらも、本年も何とぞよろしくお願い申し上げます(ペコっ)。身辺雑記風に、思いのまま近況など少し書いてみたい。
怒涛のような2009年の記念事業も無事終わり、数々の過去の栄光を回想する英雄のごとく、これまでの活動を振り返るこの頃である。が、しかしそのような時間を怠惰という疑念がよぎり、罪悪感に駆られるこの頃でもあった。気分を改めねばならない。
そんな折、ふだん大変お世話になっている、下の松沢幼稚園の園長先生から「ブログどうしたの?」と聞かれて「しまった!」という気持ちと同時に、これを天の声とも受け止め、本日筆(キーボド)を起こすに至る。
この正月は、新たに出版を企画・進行している、教会向けに資料保存を奨励する書籍の原稿に埋没していた。
ようやく世間では、公文書管理法の制定と施行も迫り、文書および記録の重要さの社会的認知が広がりを見せてきた。記録管理や資料管理というのは、アーカイブズである資料館にとってお家芸であることから、この分野の広がりをぜひキリスト教界へ!、という発想から、有志によって「教会アーカイブズ」のお勧めに関する共著を出そうという動きがあるのである。もちろん出版はどういうかたちかはまだわからないが。
自己の担当分にあれやこれやと構想ばかりしているうちに、時間は砂が落ちるように過ぎ、締め切りを破ってしまった。 編集担当者へは大変失礼なことをしてしまった。とにかく集中せねば…
今月は東京プロジェクトの実行委員会が開催される。昨年の12/22で神戸プロジェクトは区切りとして、実行委員会の解散宣言した。東京は3月まで続くのである。まだやり残している仕事はいくつかあり、焦るばかりだ…
一つは、『日本基督教史における賀川豊彦の位置づけ』(仮)の出版である。雑芸員の直接執筆分はないが、館長ほか数名の研究者があらたな書きおろしを掲載する。春ぐらいの出版にこぎつければありがたい。
また、記念事業の報告書もまとめねばならず、これは相当てこずりそうである。覚悟せねば。他に雲の柱の発行と雲柱社三法人の年史編集もあり、踏ん張りどころである。
作秋参加した、東大総合研究博物館での展示の成果を論じ合う機会が通知されてきた。今月23日(土)に、本郷の東大キャンパス内にある、同博物館2Fの特別展示場で開催される。資料を蒐集した方のギャラリートークが行われるので、お時間のある方はご参加頂きたい。
http://www.um.u-tokyo.ac.jp/exhibition/2009SouthernPacific80_gallerytalk.html
最近は当館を利用される団体が増え、特に協同組合関係者が次々来て下さり感謝である。もちろん館としては大歓迎である。研修にもご利用いただいている。こうやってご活用いただいてこそ、当館の意義も立つものだ。
今年こそ腰を据えて、学芸業務に励んでゆきたいと希望に胸を弾ませる新年である。
(さて、庭掃除でもするか…)
しかしながら、お読み頂いたみなさまへは、昨年一年間大変お世話になりました。遅ればせながらも、本年も何とぞよろしくお願い申し上げます(ペコっ)。身辺雑記風に、思いのまま近況など少し書いてみたい。
怒涛のような2009年の記念事業も無事終わり、数々の過去の栄光を回想する英雄のごとく、これまでの活動を振り返るこの頃である。が、しかしそのような時間を怠惰という疑念がよぎり、罪悪感に駆られるこの頃でもあった。気分を改めねばならない。
そんな折、ふだん大変お世話になっている、下の松沢幼稚園の園長先生から「ブログどうしたの?」と聞かれて「しまった!」という気持ちと同時に、これを天の声とも受け止め、本日筆(キーボド)を起こすに至る。
この正月は、新たに出版を企画・進行している、教会向けに資料保存を奨励する書籍の原稿に埋没していた。
ようやく世間では、公文書管理法の制定と施行も迫り、文書および記録の重要さの社会的認知が広がりを見せてきた。記録管理や資料管理というのは、アーカイブズである資料館にとってお家芸であることから、この分野の広がりをぜひキリスト教界へ!、という発想から、有志によって「教会アーカイブズ」のお勧めに関する共著を出そうという動きがあるのである。もちろん出版はどういうかたちかはまだわからないが。
自己の担当分にあれやこれやと構想ばかりしているうちに、時間は砂が落ちるように過ぎ、締め切りを破ってしまった。 編集担当者へは大変失礼なことをしてしまった。とにかく集中せねば…
今月は東京プロジェクトの実行委員会が開催される。昨年の12/22で神戸プロジェクトは区切りとして、実行委員会の解散宣言した。東京は3月まで続くのである。まだやり残している仕事はいくつかあり、焦るばかりだ…
一つは、『日本基督教史における賀川豊彦の位置づけ』(仮)の出版である。雑芸員の直接執筆分はないが、館長ほか数名の研究者があらたな書きおろしを掲載する。春ぐらいの出版にこぎつければありがたい。
また、記念事業の報告書もまとめねばならず、これは相当てこずりそうである。覚悟せねば。他に雲の柱の発行と雲柱社三法人の年史編集もあり、踏ん張りどころである。
作秋参加した、東大総合研究博物館での展示の成果を論じ合う機会が通知されてきた。今月23日(土)に、本郷の東大キャンパス内にある、同博物館2Fの特別展示場で開催される。資料を蒐集した方のギャラリートークが行われるので、お時間のある方はご参加頂きたい。
http://www.um.u-tokyo.ac.jp/exhibition/2009SouthernPacific80_gallerytalk.html
最近は当館を利用される団体が増え、特に協同組合関係者が次々来て下さり感謝である。もちろん館としては大歓迎である。研修にもご利用いただいている。こうやってご活用いただいてこそ、当館の意義も立つものだ。
今年こそ腰を据えて、学芸業務に励んでゆきたいと希望に胸を弾ませる新年である。
(さて、庭掃除でもするか…)
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