賀川豊彦記念 松沢資料館の学芸員による雑記帳です。仕事上の出来語や、最新のイベント情報などを掲載します。(個人的な見解であり、資料館としての公式な見解ではありません。)
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以前紹介した、Servants to Asia's Urban Poorのニュージーランド人宣教師ビブ・グリッグ師のメッセージの概要を以下に掲載します。これはまさに、「友愛の経済」なのではないだろうか…
http://www.youtube.com/watch?v=zGSl23QmOPA&feature=player_embedded
10、20の家族が、銀行に払うローンの代わりに、1か月40ドルを共同基金に入れる。7年後、その基金を一人に支給する。そうすれば、ローンから解放される。これを10年続ければ、もっとたくさんの家族がローンから解放される。これは協力と再分配の聖書の教えにかなうものだ。
これは神学者達が研究してきたことで、アーミッシュやカナダにこれを実践しているコミュニティがあるが、一般的に北米においてこの制度はあまり知られていない。なぜなら様々な段階において資本主義に圧迫され重要視されてこなかったからだ。
ニュージーランドではビジネスの37%が協同組合だ。ニュージーランドが豊かな理由は、乳産業が協同組合によって運営されていて、ここから利益を得る資本家がいないからだ。この協同組合はどんどん成長し、今では世界最大規模だ。
しかし、このシステムを実現させるためには、既存の慣習・文化に対抗する必要がある。既存のシステムに引っ張る誘惑も多く、これはなかなか難しいことだ。
以 上
http://www.youtube.com/watch?v=zGSl23QmOPA&feature=player_embedded
ビブ・グリッグ氏のビデオ概略
Cooperative Economicsについて
皆が銀行にローンを払うよりも、お互いに払い合った方が、ローンから解放されるし、貧しい人々の利益のための資金もできる。これは経済的なキリスト教の基盤である。
10、20の家族が、銀行に払うローンの代わりに、1か月40ドルを共同基金に入れる。7年後、その基金を一人に支給する。そうすれば、ローンから解放される。これを10年続ければ、もっとたくさんの家族がローンから解放される。これは協力と再分配の聖書の教えにかなうものだ。
これは神学者達が研究してきたことで、アーミッシュやカナダにこれを実践しているコミュニティがあるが、一般的に北米においてこの制度はあまり知られていない。なぜなら様々な段階において資本主義に圧迫され重要視されてこなかったからだ。
ニュージーランドではビジネスの37%が協同組合だ。ニュージーランドが豊かな理由は、乳産業が協同組合によって運営されていて、ここから利益を得る資本家がいないからだ。この協同組合はどんどん成長し、今では世界最大規模だ。
しかし、このシステムを実現させるためには、既存の慣習・文化に対抗する必要がある。既存のシステムに引っ張る誘惑も多く、これはなかなか難しいことだ。
以 上
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