賀川豊彦記念 松沢資料館の学芸員による雑記帳です。仕事上の出来語や、最新のイベント情報などを掲載します。(個人的な見解であり、資料館としての公式な見解ではありません。)
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ゴスペルの集いでピアノ担当の仲手川さんがライブをします。是非おいで下さい!
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ライブ案内詳細です。よろしくお運びくださいませ!
①6月30日(土)ライブ cocoRococo&小島亜矢
出演:cocoRococo(仲手川豊&筧井康子:ピアノ、キーボードほか)
:小島亜矢(唄、三線)
場所:渋谷 桜ヶ丘「音楽酒房 伊織」
時間:17時開場 18時開演
1500円(料理+ワンドリンク)
チャージ=投げ銭
アップライトピアノのある居酒屋です。料理つき。鳥取・境港からのおいしいお
魚料理が店の得意技です。店内にはギターもおいてあります。
渋谷・桜ヶ丘の坂を少しだけ上ったところで、桜並木のほうではなくて、キリン
シティを曲がったほうの坂道にあります。
地図はこちらで↓ご確認ください。
http://www.townnote.jp/biz_10250449_酒房伊織/map#tab-menu
同じ組み合わせでもうひとつライブがあります。
②8月4日(土)ライブ cocoRococo&小島亜矢
場所:池袋「ソウル居酒屋 MJ」
時間:19時開場予定
チャージこみ3500円予定
こちらはライブハウスです。
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ライブ案内詳細です。よろしくお運びくださいませ!
①6月30日(土)ライブ cocoRococo&小島亜矢
出演:cocoRococo(仲手川豊&筧井康子:ピアノ、キーボードほか)
:小島亜矢(唄、三線)
場所:渋谷 桜ヶ丘「音楽酒房 伊織」
時間:17時開場 18時開演
1500円(料理+ワンドリンク)
チャージ=投げ銭
アップライトピアノのある居酒屋です。料理つき。鳥取・境港からのおいしいお
魚料理が店の得意技です。店内にはギターもおいてあります。
渋谷・桜ヶ丘の坂を少しだけ上ったところで、桜並木のほうではなくて、キリン
シティを曲がったほうの坂道にあります。
地図はこちらで↓ご確認ください。
http://www.townnote.jp/biz_10250449_酒房伊織/map#tab-menu
同じ組み合わせでもうひとつライブがあります。
②8月4日(土)ライブ cocoRococo&小島亜矢
場所:池袋「ソウル居酒屋 MJ」
時間:19時開場予定
チャージこみ3500円予定
こちらはライブハウスです。
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≪ 転送・転載 歓迎 ≫
☆. *・゜゜・*:.。.☆.。.: *・゜・*:.。.☆
対話型講義・集会
「これからの平和・環境運動について考えよう
~地球的核問題に対して結集は可能か~」
2012年7月14日(土)13:30 ~ 18:00(開場13:00)
会場:公益財団法人賀川事業団雲柱社 賀川豊彦記念松沢資料館
http://zaidan.unchusha.com/information.html
(京王線「上北沢駅」下車徒歩3分)
入場料:一般 学生 500円
主催:地球平和公共ネットワーク、世界愛和会議
協力:フィロソフィア
お申込み・お問合せ先:
メール:hogura001@gmail.com
ホームページ:http://hogura.com
(参加お申し込みは申し込みページからお願いします。
人数に制限がありますので、お申し込みいただいても参加できない場合がご
ざいます。
その場合はご容赦ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私たちは、5月20日に「核なき世界を目指して~
世界平和はどのように達成可能か~」という講演会を開催しました。
しかし、現在の世界情勢を概観すると様々な場所で戦争ないし戦争を助長す
る
行為または対立状態が起こっています。米国や中国、ロシアとの大国同士の互
いの利益を守っての対立状態、シリアにおける政府軍、反政府軍の対立、北朝鮮やイラン
の 核問題。我々の目指す平和とは程遠い状態、このような状況が世界の現状で
しょ う。
このような世界情勢の中で、「核なき世界」に向けて、我々としてどのよ
うな 平和に対する行動が可能でしょうか。マイケル・サンデル教授の「白熱教室」
の 解説でおなじみの小林正弥・千葉大学教授による「対話型講義」形式で議論
を行いたいと思います。これは、私たち世界愛和会議(愛による平和を目
指す会議)が考えた、新しい形式の対話型集会ないし会議の試みです。
地球平和公共ネットワークなどに関わる先生方も、小スピーチを行って問題提
起 をしてくださる予定です。これからの平和・ 環境運動のあり方に関し
て議論しましょう。
プログラム(概要)
13:30-13:40:小倉久延(世界愛和会議) 開会挨拶
13:40-15:40
第一部 対話型講義「新しい平和活動の理念について考えよう
ーどうすれば大きな結集が可能だろうか?」
小林正弥(千葉大学教授)
小スピーチ 「平和とエコロジー」
千葉眞(国際基督教大学教授)
休憩15:40-15:55
15:55-17:55:第二部対話型講義「新しい平和達成へのアクションについて考えよう
ーアート・オブ・ピース(平和術)の挑戦」
小林正弥
小スピーチ 「持続可能な福祉社会へ」
稲垣久和(東京基督教大学教授)
17:55-18:00:閉会挨拶 小倉久延
> > > >>> ☆. *・゜゜・*:.。.☆.。.: *・゜・*:.。.☆
【対話型講義・集会内容】
●登壇者:小林正弥(千葉大学教授)
世界的にはオバマ大統領によって「核なき世界」の理想が
提示されている中で、日本では原発事故によって核問題が
大きく浮上しました。広島・長崎、そして福島…と
いう体験を重ねた日本人は、核問題を直視し、
世界に向けて大きな平和への結集を呼びかけるべきだと
思います。新しい平和や環境の運動のために、
世界的に結集することは可能かどうか?
今回は、皆様と、そのための大きな理念と
方法を対話型講義の方式で議論したいと思います。
【講演・登壇者:プロフィール】
●小林正弥:千葉大学大学院人文社会科学研究科教授
東京大学法学部卒。
ケンブリッジ大学セルウィン・カレッジ準フェローを経て現職。
共哲学・コミュニタリアニズムの研究を通じ、マイケル・サンデルと交流
を 持ち、NHK教育テレビ「ハーバード白熱教室」で解説者を務める。
著書:「対話型講義 原発と正義」「友愛革命は可能か」「サンデルの政治
哲学」 「日本版白熱教室 サンデルにならって正義を考えよう」
●稲垣久和: 東京都立大学大学院からアムステルダム自由大学哲学・神学
部客員教授を経て現職。公共哲学研究をもとに市民運動と関わりつつ、現在、公
共福祉研究会・東京を主宰。
著書:「公共の哲学の構築をめざして」「宗教と公共哲学」「国家・個人・宗
教」「公共福祉という試み」など。
●千葉眞:国際基督教大学教授
著書: 『ラディカル・デモクラシーの地平』(新評論、1995年)、
『アーレントと現 代』(岩波書店、1996年)、『「未完の革命」としての平和憲法』(岩波書
店、2009年)
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対話型講義・集会
「これからの平和・環境運動について考えよう
~地球的核問題に対して結集は可能か~」
2012年7月14日(土)13:30 ~ 18:00(開場13:00)
会場:公益財団法人賀川事業団雲柱社 賀川豊彦記念松沢資料館
http://zaidan.unchusha.com/information.html
(京王線「上北沢駅」下車徒歩3分)
入場料:一般 学生 500円
主催:地球平和公共ネットワーク、世界愛和会議
協力:フィロソフィア
お申込み・お問合せ先:
メール:hogura001@gmail.com
ホームページ:http://hogura.com
(参加お申し込みは申し込みページからお願いします。
人数に制限がありますので、お申し込みいただいても参加できない場合がご
ざいます。
その場合はご容赦ください。
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私たちは、5月20日に「核なき世界を目指して~
世界平和はどのように達成可能か~」という講演会を開催しました。
しかし、現在の世界情勢を概観すると様々な場所で戦争ないし戦争を助長す
る
行為または対立状態が起こっています。米国や中国、ロシアとの大国同士の互
いの利益を守っての対立状態、シリアにおける政府軍、反政府軍の対立、北朝鮮やイラン
の 核問題。我々の目指す平和とは程遠い状態、このような状況が世界の現状で
しょ う。
このような世界情勢の中で、「核なき世界」に向けて、我々としてどのよ
うな 平和に対する行動が可能でしょうか。マイケル・サンデル教授の「白熱教室」
の 解説でおなじみの小林正弥・千葉大学教授による「対話型講義」形式で議論
を行いたいと思います。これは、私たち世界愛和会議(愛による平和を目
指す会議)が考えた、新しい形式の対話型集会ないし会議の試みです。
地球平和公共ネットワークなどに関わる先生方も、小スピーチを行って問題提
起 をしてくださる予定です。これからの平和・ 環境運動のあり方に関し
て議論しましょう。
プログラム(概要)
13:30-13:40:小倉久延(世界愛和会議) 開会挨拶
13:40-15:40
第一部 対話型講義「新しい平和活動の理念について考えよう
ーどうすれば大きな結集が可能だろうか?」
小林正弥(千葉大学教授)
小スピーチ 「平和とエコロジー」
千葉眞(国際基督教大学教授)
休憩15:40-15:55
15:55-17:55:第二部対話型講義「新しい平和達成へのアクションについて考えよう
ーアート・オブ・ピース(平和術)の挑戦」
小林正弥
小スピーチ 「持続可能な福祉社会へ」
稲垣久和(東京基督教大学教授)
17:55-18:00:閉会挨拶 小倉久延
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【対話型講義・集会内容】
●登壇者:小林正弥(千葉大学教授)
世界的にはオバマ大統領によって「核なき世界」の理想が
提示されている中で、日本では原発事故によって核問題が
大きく浮上しました。広島・長崎、そして福島…と
いう体験を重ねた日本人は、核問題を直視し、
世界に向けて大きな平和への結集を呼びかけるべきだと
思います。新しい平和や環境の運動のために、
世界的に結集することは可能かどうか?
今回は、皆様と、そのための大きな理念と
方法を対話型講義の方式で議論したいと思います。
【講演・登壇者:プロフィール】
●小林正弥:千葉大学大学院人文社会科学研究科教授
東京大学法学部卒。
ケンブリッジ大学セルウィン・カレッジ準フェローを経て現職。
共哲学・コミュニタリアニズムの研究を通じ、マイケル・サンデルと交流
を 持ち、NHK教育テレビ「ハーバード白熱教室」で解説者を務める。
著書:「対話型講義 原発と正義」「友愛革命は可能か」「サンデルの政治
哲学」 「日本版白熱教室 サンデルにならって正義を考えよう」
●稲垣久和: 東京都立大学大学院からアムステルダム自由大学哲学・神学
部客員教授を経て現職。公共哲学研究をもとに市民運動と関わりつつ、現在、公
共福祉研究会・東京を主宰。
著書:「公共の哲学の構築をめざして」「宗教と公共哲学」「国家・個人・宗
教」「公共福祉という試み」など。
●千葉眞:国際基督教大学教授
著書: 『ラディカル・デモクラシーの地平』(新評論、1995年)、
『アーレントと現 代』(岩波書店、1996年)、『「未完の革命」としての平和憲法』(岩波書
店、2009年)
辻元議員の書籍が出版された。『いま、「政治の質」を変える!』である。これまでt辻元議員は、さまざまな話題を提供してこられ、また苦しい馳せ場もくぐり抜けられたことと記憶する。逆にそれらの経験から、本質的な政治問題の解決に向けようとの意図からの上梓であろう。是非、多くの方にご一読願いたい。特に今日われわれが、NPOという新しい公共セクターを法的に位置づけられたのは、辻元議員の尽力によるものであるのはいうまでもない。まずは下記をご欄あれ。
http://www.kiyomi.gr.jp/news/2012/05/15-2265.html
実は昨日、雑芸員も関わっているNGO関係者から、出版記念会に来ないかと誘われ、是非にとお願いして夕刻に駆けつけた。すでに開始時間前には用意された席は満席、なんとか着席はかなうものの、あとからたくさんの人が押し寄せて、とうとう立ち見であふれてしまった。会場は憲政記念館内のレセプション会場でり、雑芸員も以前何度かここで、たくさんの各界著名人らとお会いしてきたが、昨日はどうも様相が違っていた。
第一部は、作家の辻井喬氏の講演であった。誰なのかと思われる人もいるかもしれないが、そうあの西武セゾングループの経営者であり、80年代渋谷の西武百貨店などを仕掛けた堤清二氏その人である。現在もご活躍だが、昭和史の重要な人物であるのは間違いない。その方のご講演が感銘と共に終わると、今度は駆けつけた元首相の鳩山さんからスピーチがはじまった。続いて第二部では、おなじく前総理の菅さん、現副総理の岡田さん、現政調会長の前原さん、と次々と政府の大物議員からのスピーチがなされ、圧倒されつつも耳を傾けていた。その後は誰がどうお話しされたか、小生の頭の弱小メモリーでは、あまりに情報過多で、覚えきれないほどたくさんの方が演壇にたちが辻元議員への励ましを語っていた。
ただし驚くべきは、祝福しに来たのは民主党の人たちだけでなかったことである。なんと自民党からも野田聖子さん筆頭に河野さん他が、またみんなの党の川田さんが、公明党の方やそしてなんと!以前所属の社民党からもお祝いに駆けつけていたのである。他にも、反貧困の湯浅誠さん(この秋の賀川記念講演会の講演者:於明学)、昨年一月に訪問させて頂いた、連合の古賀さん、朝生の田原さん、文春の勝谷さん、テレ朝の川上さん、石川さゆりさん、菅さんのおつれあいの伸子さん、当館のある世田谷区長の保坂さん、米国大使館員、水戸黄門と自称する渡辺恒三さんやその同年代の江田五月さん、その他多すぎて覚えきれなかったりした数々の議員さんと小生の勉強不足でお名前を存じ上げていない議員さん(挙げられなかった方、すみません)、はたまた驚いたのは、すぐお帰りになたが、なんと鈴木宗男さんまで!!(過去の因縁を越えてか) もはやこないのは総理か小沢さんか…
いまや政治は党派の結束とか忠誠の時代ではなく、議員個々の意思決定と党を超えたつながりが、法案などを動かす動機になっているのかもしれない。政党間の協力が難しくても、政治家間の協力で動かしていってくれれば、党利、党略に縛られず、大切なことを実行してゆけるのではないだろうか。政治停滞のこの時期、新しい道が期待される。
なんにせよ、とにかく辻元さんの人気はすごい!と改めて痛感した。菅さんは、次の選挙は「辻元さんが党首で戦ったらどうです、日本発の女性総理大臣に」などと話していたが、いまどき政治も経済もなにがおきてもおかしくない時代なので、ありえるかもしれないと妙な気持ちで聞いていたが、地元選挙区の大阪は橋本氏旋風ででかなり苦戦とのこと。落ちれば、それまで以下の過酷な人生になると誰かがスピーチしていた…。
しかしきっと辻元議員の本領は、その場に集った、小生らも含めた各地のNPO、NGOなどの市民運動であろう。昨年の被災地支援でも、辻元さんの活躍で、救援ボランティアの多くが助けられたと聞く。新しい公共が今後の政治、社会を担うことは必至だが、まだまだ十分ではない。特に資金不足で、思うように活動をできないことなどよく聞くことである。ぜひともそのあたりの活性化と今後の発展、拡充のためにも、辻元さんにはまだまだご活躍をいただかねばと、願ったひと時であった。帰り際に笑顔と握手でお見送りいただいたが、その掌の温もりこそ、政治が忘れていけない原点なのであると感じつつ会場を後にした。一杯入ったのだろうか目の前を歩く菅夫妻がやけに明るかったのが印象的だった…
以上報告まで。
雑芸員も参加しているNGO主催の講演会が開催されるので、是非ご参加下さい。当日は、雑芸員もいるので、現地でお目にかかりましょう!
◆◇記念講演: 水野和夫さん(内閣官房審議官)◆◇
テーマ: 「21世紀利子革命後の資本主義の本質、膨張しない豊かさへ」
【日 時】2012年5月19日(土)14:00~16:30(13:30開場)
【場 所】青山学院大学 11号館3階1134教室
(東京メトロ「表参道駅」B1出口より徒歩約5分)
地図⇒http://www.aoyama.ac.jp/other/access/aoyama.html
◎参加申し込み先:
「記念講演参加希望」とお書きの上、お名前、ご所属(あれば)を明記して下記までにお送り下さい。
・E メール: acist.japan@gmail.com FAX: 03-3834-2406
・12時30分より同場所で国際連帯税フォーラム第2回総会を開催していますので、こちらにもどうぞ。
★水野さんの最新の主張の要約(日経新聞・やさしい経済学「危機・先人に学ぶ カール・シュミット」より ただし「政治的的なもの」の部分は省略)。
*1990年代以降日本が経験し、今日欧米先進国にも広がりつつある超低金利、すなわち利潤率の歴史的低下という現象ついて、それがなぜ起きるのか、を追求すれば近代の本質に迫ることができる。
*その解は「空間革命」にある。近代資本主義の空間とは「市場」であり、日独は貿易を中心とする実物市場で資本を最も蓄積、英米は金融市場で成功した。しかし、資本を過剰に蒐集した結果、10年国債利回りが2%を下回る利子率革命という事態に至っている(これはゼロ成長となったことを意味する)。
*この間、2001年の9.11(米国同時多発テロ)、08年の9.15(リーマン・ショック)、昨年の3.11(東京電力福島第1原子力発電所)、さらに10年以降のユーロソブリン問題という一連の未曾有の事件が起きたが、それらは水面下で一本の糸につながっている。すなわち、富やマネー、エネルギーそして領土(的なもの)を過剰なまでに蒐集したためである。
*かくして、21世紀は「脱テクノロジー・脱成長の時代」として生き抜くこと。日本の未来も、近代の延長線上にはない。これから求められるのは、自然と共存し、ゼロ成長でも持続していける社会である(『終わりなき危機 君はグローバリゼーションの真実を見たか』(日本経済新聞出版社)。
*今後の世界経済にとり余剰資本のコントロールはひじょうに重要。そのためには、トービン税のような、国際的な金融取引に課税する仕組みが望まれる(『超マクロ展望 世界経済の真実』集英社新書)。
<水野和夫さんプロフィール>
内閣府官房審議官(経済財政分析担当)。1953年生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了。三菱UFJモルガン・スタンレー証券、埼玉大学大学院経済科学研究科客員教授を経る。
◆◇記念講演: 水野和夫さん(内閣官房審議官)◆◇
テーマ: 「21世紀利子革命後の資本主義の本質、膨張しない豊かさへ」
【日 時】2012年5月19日(土)14:00~16:30(13:30開場)
【場 所】青山学院大学 11号館3階1134教室
(東京メトロ「表参道駅」B1出口より徒歩約5分)
地図⇒http://www.aoyama.ac.jp/other/access/aoyama.html
◎参加申し込み先:
「記念講演参加希望」とお書きの上、お名前、ご所属(あれば)を明記して下記までにお送り下さい。
・E メール: acist.japan@gmail.com FAX: 03-3834-2406
・12時30分より同場所で国際連帯税フォーラム第2回総会を開催していますので、こちらにもどうぞ。
★水野さんの最新の主張の要約(日経新聞・やさしい経済学「危機・先人に学ぶ カール・シュミット」より ただし「政治的的なもの」の部分は省略)。
*1990年代以降日本が経験し、今日欧米先進国にも広がりつつある超低金利、すなわち利潤率の歴史的低下という現象ついて、それがなぜ起きるのか、を追求すれば近代の本質に迫ることができる。
*その解は「空間革命」にある。近代資本主義の空間とは「市場」であり、日独は貿易を中心とする実物市場で資本を最も蓄積、英米は金融市場で成功した。しかし、資本を過剰に蒐集した結果、10年国債利回りが2%を下回る利子率革命という事態に至っている(これはゼロ成長となったことを意味する)。
*この間、2001年の9.11(米国同時多発テロ)、08年の9.15(リーマン・ショック)、昨年の3.11(東京電力福島第1原子力発電所)、さらに10年以降のユーロソブリン問題という一連の未曾有の事件が起きたが、それらは水面下で一本の糸につながっている。すなわち、富やマネー、エネルギーそして領土(的なもの)を過剰なまでに蒐集したためである。
*かくして、21世紀は「脱テクノロジー・脱成長の時代」として生き抜くこと。日本の未来も、近代の延長線上にはない。これから求められるのは、自然と共存し、ゼロ成長でも持続していける社会である(『終わりなき危機 君はグローバリゼーションの真実を見たか』(日本経済新聞出版社)。
*今後の世界経済にとり余剰資本のコントロールはひじょうに重要。そのためには、トービン税のような、国際的な金融取引に課税する仕組みが望まれる(『超マクロ展望 世界経済の真実』集英社新書)。
<水野和夫さんプロフィール>
内閣府官房審議官(経済財政分析担当)。1953年生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了。三菱UFJモルガン・スタンレー証券、埼玉大学大学院経済科学研究科客員教授を経る。
前回、国際連帯税の件で関係者が官邸に首相を訪ねた際、要請文を手渡したことをお伝えした。以下にその際手交した文書を入手した。しかしながら、少々読みにくいのので、よくご覧頂けるようにリンクの方を見て頂きたい。
http://htl.li/9GLpr
野田首相の今後の動きに期待がかかる。以前も書いたが、雑芸員が船橋居住時代の10年ほど前、野田さんとは市民クリスマスでご一緒頂いたご縁がある。その時小生は、たしか世界的な視野での博愛を、との内容でスピーチさせて頂いたと思う。きっと覚えていようはずはないと思うが、何卒お取り計らい下さいと願うばかりである。
http://htl.li/9GLpr
野田首相の今後の動きに期待がかかる。以前も書いたが、雑芸員が船橋居住時代の10年ほど前、野田さんとは市民クリスマスでご一緒頂いたご縁がある。その時小生は、たしか世界的な視野での博愛を、との内容でスピーチさせて頂いたと思う。きっと覚えていようはずはないと思うが、何卒お取り計らい下さいと願うばかりである。
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