賀川豊彦記念 松沢資料館の学芸員による雑記帳です。仕事上の出来語や、最新のイベント情報などを掲載します。(個人的な見解であり、資料館としての公式な見解ではありません。)
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世界連邦運動が組織的に協働している、国際連帯税市民の会の発足集会が今週土曜日に開催される。ついては、下記のメールが届いたのでお知らせしたい。雑芸員も微力ながらも、運営委員、事務局に入らせていただき、すでに活動させていただいている。皆さまも是非ご参加を!
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共同通信が4月4日の国際連帯税を推進する市民の会(アシスト)設立総会と記念 シンポジウムを配信しました。総会とシンポジウムにぜひ参加ください。 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 【共同通信】 「国際連帯税」市民の会を設立へ 貧困・環境問題の解決目指す http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009033101000663.html 為替取引や海外への航空券に課税し、税収を発展途上国支援や地球温暖化対策 に充てる「国際連帯税」の実現を後押ししようと、学者や非政府組織(NGO) のメンバーが「国際連帯税を推進する市民の会(アシスト)」を結成する。4月 4日に都内で設立総会と記念シンポジウムを開く。 呼び掛け人でNGO「オルタモンド」の田中徹二事務局長は「連帯税は、金融 危機の原因となった過度なマネー経済を抑制しつつ、税収を貧困対策や温暖化対 策に役立てることができる」と賛同人を募っている。 国際連帯税では、昨年国会議員が超党派の議員連盟を結成。政府が国際連帯税 を議論する国際組織に加入するなどの動きが出ている。 市民の会は、議論を広げて世論を喚起し、政府に実現を求めていく。 シンポジウムは、4日午後1時半から豊島区勤労福祉会館で開かれ、上村雄彦 ・横浜市立大准教授ら専門家が講演する予定。問い合わせはオルタモンド、電話 03(3831)4993。 2009/03/31 17:07 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ ◎東京新聞:http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009033101000663.html ◎神奈川新聞:http://www.kanaloco.jp/kyodo/news/20090331010006631.html ◎中日新聞:http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009033101000663.html ■以下の設立記念シンポは定員以上のキャパがありますので、まだ参加可能です。 ふるってご参加ください。 <国際連帯税を推進する市民の会(アシスト)設立記念シンポジウム> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 市民の力で推進しよう、国際連帯税 ~金融資本主義の是正と貧困・環境問題への解決に向けて~ ============================================================== ◎日 時:2009年4月4日(土)午後1時30分~午後4時40分 ◎会 場:豊島区勤労福祉会館 大会議室 (JR山手線・地下鉄線池袋駅西口から徒歩10分) 地図⇒http://www.toshima-mirai.jp/center/e_kinrou/ ◎主 催:国際連帯税を推進する市民の会(アシスト) ◎内 容:講演 上村雄彦氏(横浜市立大学国際総合科学部准教授) 「いま、なぜ国際連帯税なのか?」 三木義一氏(立命館大学法科大学院教授) 「市民と税を問い直す」 アシスト設立報告、パネルディスカッションなど ◎資料代:500円 ◎定 員:100人 ■申込み:下記メールアドレスまたはファックス番号に、お名前、あれば所 属(肩書)と「アシスト・シンポジウム参加」とお書きの上、お送 りください。 ・メールアドレス:acist.japan@gmail.com FAX番号:03-3834-2406 ********************************************* ●オルタモンド事務局 〒110-0015 東京都台東区東上野 1-20-6 丸幸ビル3F Tel: 03-3831-4993 Fax: 03-3834-2406 携帯電話:090-3598-3251 http://altermonde.jp/ http://blog.goo.ne.jp/global-tax
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世界連邦国会委員会の事務局より、下記のようなお知らせを頂いている。本当は早く掲載しなければならなかったが、遅まきながらもお伝えする。
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世界連邦東京都連合会新春研修会のお知らせ(転載歓迎)
私=塩浜が事務局を務める世界連邦運動の東京都の新春研修会で国際連帯税について取り上げます。
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世界連邦東京都連合会新春研修会のお知らせ(転載歓迎)
私=塩浜が事務局を務める世界連邦運動の東京都の新春研修会で国際連帯税について取り上げます。
上村先生に講演していただきます。
国際連帯税とは、国際通貨取引や国際航空券などに税をかけ、その税収を途上国の貧
困対策やエイズ・マラリア・結核対策などにあてるというものです。
国連ミレニアム開発目標の達成がODAだけでは難しいことからこのような資金メカニ
ズムが議論させるようになりました。また国際通貨取引への課税は過剰なマネーゲー
ムの抑制にも役立つことが期待されています。
税というと難しい印象を持つかも知れませんが、講師の上村先生は、話がわかりやす
く、人柄も素晴らしく、学生から人気があります。おすすめです。
世界連邦の会員になっていない人も参加できますので、ぜひご参加ください。
日 時 : 2009年2月7日(土)午後1時30分~
場 所 : 豊島区民センター 第5会議室
講 師 : 千葉大学地球福祉研究センター准教授 上村雄彦氏
テーマ : 国際連帯税の可能性
―より透明で民主的なグローバル・ガバナンスの実現に向けてー
参加費 : 無料
主 催 : 世界連邦東京都連合会
共 催 世界連邦日本国会委員会
世界連邦運動協会豊島支部設立準備会
後援 豊島区
豊島区民センター(コア・いけぶくろ)
豊島区東池袋1-20-10 TEL 03-3984-7601
JR山手線・地下鉄有楽町線 池袋駅 東口から徒歩5分
http://www.toshima-mirai.jp/center/a_kumin/
参加希望の方は、塩浜(下記)までご連絡願います。
sekairenpou@beach.ocn.ne.jp
問い合わせも塩浜へ
プログラム概要:
13時 開場
13時半 開会:あいさつ、来賓紹介など
13時50分 2008年度報告など
14時 講演:国際連帯税の可能性(上記参照)
15時 休憩後、お茶・お茶菓子などで歓談、自己紹介、支部報告、質疑など
16時 閉会
国際連帯税とは、国際通貨取引や国際航空券などに税をかけ、その税収を途上国の貧
困対策やエイズ・マラリア・結核対策などにあてるというものです。
国連ミレニアム開発目標の達成がODAだけでは難しいことからこのような資金メカニ
ズムが議論させるようになりました。また国際通貨取引への課税は過剰なマネーゲー
ムの抑制にも役立つことが期待されています。
税というと難しい印象を持つかも知れませんが、講師の上村先生は、話がわかりやす
く、人柄も素晴らしく、学生から人気があります。おすすめです。
世界連邦の会員になっていない人も参加できますので、ぜひご参加ください。
日 時 : 2009年2月7日(土)午後1時30分~
場 所 : 豊島区民センター 第5会議室
講 師 : 千葉大学地球福祉研究センター准教授 上村雄彦氏
テーマ : 国際連帯税の可能性
―より透明で民主的なグローバル・ガバナンスの実現に向けてー
参加費 : 無料
主 催 : 世界連邦東京都連合会
共 催 世界連邦日本国会委員会
世界連邦運動協会豊島支部設立準備会
後援 豊島区
豊島区民センター(コア・いけぶくろ)
豊島区東池袋1-20-10 TEL 03-3984-7601
JR山手線・地下鉄有楽町線 池袋駅 東口から徒歩5分
http://www.toshima-mirai.jp/center/a_kumin/
参加希望の方は、塩浜(下記)までご連絡願います。
sekairenpou@beach.ocn.ne.jp
問い合わせも塩浜へ
プログラム概要:
13時 開場
13時半 開会:あいさつ、来賓紹介など
13時50分 2008年度報告など
14時 講演:国際連帯税の可能性(上記参照)
15時 休憩後、お茶・お茶菓子などで歓談、自己紹介、支部報告、質疑など
16時 閉会
昨年、韓国で『ブラザーフットエコノミクス』の出版があることをお伝えしたが、本日は、その出版物がすでに刊行されたとのご報告を、翻訳者であるプルム農業環境学校のハンソンミョン先生自らがお越しになり、ご報告下さった。思わぬ朗報に心が躍る。
この書の原本は英語であるが、各国語に翻訳されてきた。しかし日本語、韓国語はこれまで出版のの記録はなかった。(「キリスト教兄弟愛と経済改造」という、基になった論考は、旧「雲の柱」(復刻版)で読むことができる。)
当館研究員の調査によると、この出版を手掛けてくださったプルム学校創設者は、韓国のガンディーといわれたハン・ソックンの影響を受けた人とのことである。ハン・ソックンはキム・ギョシンの影響を受け、キム・ギョシンは日本に留学して内村鑑三の影響を強く受けた。いずれも韓国で独立や民主化に貢献した有名な思想家たちとのことである。ちなみに、お帰りがてら、ハンソンミョン先生は、無教会の先生とのところをお立ち寄りになられると、ご同行された大東文化大学教員の先生が言っておられた。
出版をしたグルムコ出版は、エコロジー関係の書籍を出版しているとのことである。歴史的にも由緒ある協同組合関係者から、このたびの出版になったことは、雑芸員としても感無量である。今後、韓国でのシンポジウムなど、賀川献身100年記念イベントをご検討くださると言って下さった。
最近の出版物の話に話題が及ぶと、3月に季刊誌「at」で、賀川豊彦の可能性という特集が組まれる旨を申し上げ、編集長より頂いたバックナンバーをお見せした。すると、その号が有機農業についての特集だったのだが、表紙に書かれた執筆者方を、つぎつぎご存知であると、読み上げられた。えにし(縁)というのはあるのだなあとつくづく思う。(あ、お導きだった!)
日本語版も現在、鋭意進められている。韓国語版に先を越されてしまったが、おかげで励みになった。
少しづつだが、国際的な賀川豊彦の再評価が始まろうとしているのだろうか。いや、すでに始まっているのだ。
<写真:韓国語版 『ブラザーフットエコノミクス』 グルムコ出版 2009年2月>
この書の原本は英語であるが、各国語に翻訳されてきた。しかし日本語、韓国語はこれまで出版のの記録はなかった。(「キリスト教兄弟愛と経済改造」という、基になった論考は、旧「雲の柱」(復刻版)で読むことができる。)
当館研究員の調査によると、この出版を手掛けてくださったプルム学校創設者は、韓国のガンディーといわれたハン・ソックンの影響を受けた人とのことである。ハン・ソックンはキム・ギョシンの影響を受け、キム・ギョシンは日本に留学して内村鑑三の影響を強く受けた。いずれも韓国で独立や民主化に貢献した有名な思想家たちとのことである。ちなみに、お帰りがてら、ハンソンミョン先生は、無教会の先生とのところをお立ち寄りになられると、ご同行された大東文化大学教員の先生が言っておられた。
出版をしたグルムコ出版は、エコロジー関係の書籍を出版しているとのことである。歴史的にも由緒ある協同組合関係者から、このたびの出版になったことは、雑芸員としても感無量である。今後、韓国でのシンポジウムなど、賀川献身100年記念イベントをご検討くださると言って下さった。
最近の出版物の話に話題が及ぶと、3月に季刊誌「at」で、賀川豊彦の可能性という特集が組まれる旨を申し上げ、編集長より頂いたバックナンバーをお見せした。すると、その号が有機農業についての特集だったのだが、表紙に書かれた執筆者方を、つぎつぎご存知であると、読み上げられた。えにし(縁)というのはあるのだなあとつくづく思う。(あ、お導きだった!)
日本語版も現在、鋭意進められている。韓国語版に先を越されてしまったが、おかげで励みになった。
少しづつだが、国際的な賀川豊彦の再評価が始まろうとしているのだろうか。いや、すでに始まっているのだ。
<写真:韓国語版 『ブラザーフットエコノミクス』 グルムコ出版 2009年2月>
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